忙しい毎日、仕事・子育て・家計のやりくりで、自分のことは後回しになりがち…。私もかつては「時間もお金もない」と悩むシングルマザー看護師でした。
でも、2年で1000万円を貯める過程で気づいたのは、本当に価値のあるお金の使い方は“自分の体や心、時間をラクにする自己投資”だということ。
この記事では、私が実際に試して人生が変わった 「ミレーナ」「レーシック」「メディカルダイエット」 の3つの自己投資について、リアルな体験談とメリットを詳しく紹介します。
- 生理のつらさやPMSに悩んでいる方
- 毎日のコンタクト・メガネのストレスを減らしたい方
- 健康的な体型を手に入れたい方
そんな方に、「やってよかった!」と心から言える投資のヒントをお届けします。
🏥 ミレーナ(IUS):5年間の「生理の負担」からの解放とQOL革命
🚨 月の半分以上を奪う、PMSと月経困難症の深刻な実態
私は出産後からPMS(月経前症候群)と月経困難症に激しく悩まされていました。生理前から生理中にかけて(なんと月の半分以上!)、「生きているのが辛い」と思うほど心身ともに不調でした。
特に30代は仕事も子育ても忙しく、ストレスが重なり症状は深刻化します。
強い倦怠感で動けない原因がPMSや月経困難症だと、「甘えている」「我慢が足りない」となかなか周りに理解されないのも本当に辛かったです。
😫 私の主な症状
- 月経困難症(心身の不調)
- 痛み止めを飲まないと日常生活に支障が生じるほどの下腹部痛。
- 下痢・嘔吐(この症状が一番辛く、生理中は何度も下痢と嘔吐を繰り返していました)
- 頭痛、肩こり、腰痛、倦怠感など。
- 気分お落ち込み
- PMSの症状
- 普段気にならないことでもイライラし、家族に八つ当たりしてしまう。自己否定感が強くなる。
- 倦怠感、むくみ、過食(甘いものへの欲求)など
- 月経随伴性鼻炎
- 生理前〜生理中に鼻水・鼻づまり・くしゃみが出る。これはホルモン(プロゲステロン)の変動で粘膜がむくみ、アレルギー反応が出やすくなるためで、鼻づまりで夜眠れないこともありました。(私のように症状がひどい場合は、婦人科や耳鼻科で生理周期に合わせた薬の調整を相談してみてください。)
📌 そもそもミレーナ(IUS)って何?
ミレーナとは、子宮の中に留置するT字型の小さな器具で、黄体ホルモン(レボノルゲストレル)を持続的に放出します。主に避妊目的で使用されますが、月経困難症や過多月経の治療にも保険適用されており、最長5年間効果が持続します。
🧪 看護師が解説:ミレーナとピルの総合比較
| 比較項目 | ミレーナ(IUS) | 低用量ピル(LEP/OC) |
| 作用メカニズム | ホルモンが子宮の中にだけ効く(局所作用) | 飲み薬でホルモンが全身に作用する |
| 全身への影響 | 少ない。授乳中、高血圧、喫煙者にも比較的向いている。 | ある。血栓症リスクなどがあり、全身疾患や喫煙歴に注意が必要。 |
| 挿入・薬代の総額(5年間) | 【保険適用】約1万〜2万円 (初年度の診察・検査費除く) 【自費】約5.5万〜8万円 | 【保険適用】約3万〜9万円 (月500円〜1,500円×60ヶ月) 【自費】約12万〜18万円 (月2,000円〜3,000円×60ヶ月) |
| 持続期間 | 最長5年間 | 1ヶ月ごと(毎日服用が必要) |
| 最大のメリット | 5年間、毎日薬を飲む手間がゼロ。 | 生理周期を細かくコントロールできる。 |
💊 私がミレーナを選んだ理由
PMSと月経困難症の両方に効くのは低用量ピルだったため、最初はピルを検討しました。しかし、究極にずぼらな私にとって、最大の懸念点は薬を飲み忘れる可能性が高いことでした。
毎日決まった時間に薬を飲むという行為が、逆に新たなストレスとリスクになりかねません。
❌ ピルではなくミレーナに決めた「合理的な判断」
| 選択肢 | 期待効果 | 私にとっての最大の懸念点 |
| 低用量ピル | PMSと月経困難症の両方に効果あり | 飲み忘れによる効果の減弱と、新たなストレスの発生 |
| ミレーナ(IUS) | 月経困難症に強い効果 | PMSへの効果は未知数 |
この懸念を主治医に伝えたところ、アドバイスをいただきました。
主治医からのアドバイス:
「ミレーナの装着を続けると、薬の効果により装着1年後に約20%の人が無月経になります。それに伴い、PMSも気にならなくなる人もいますよ。」
「飲み忘れの手間がゼロ」であることに加え、「将来的にPMSの症状からも解放されるかもしれない」という未来への希望。この二つが決め手となり、ミレーナを選択しました。
💖 看護師として伝えたい:自分を大事にする「健康への投資」
「自分の体を大事にする」という選択こそが、人生で最も価値のある投資です。
でも日本では、海外と比べてピルの服用率が極端に低く、“生理を我慢するもの”と考える女性がまだまだ多いのが現実です。
また私は婦人科で働いていた経験があります。
そこで痛感したのは、まだ子育て真っ最中の若い女性が、婦人科系のがんで亡くなってしまう現実でした。
特に子宮頸がんは、
👉 定期的に検診を受けていれば早期発見できる病気
👉 早期であれば治療の負担も小さい
という特徴があります。
だからこそ、
忙しい毎日でも「婦人科に定期的に行くこと」は、とても大事。
さらにミレーナやピルを内服することで、
✔ 自然と定期検診のタイミングができる
✔ 医師に継続して自分の体を見てもらえる
という大きなメリットも生まれます。
🩺 まずは「かかりつけ婦人科」を作ろう
生理のつらさ、PMS、妊娠・出産後の変化——。
女性の体は一生を通して揺れ動きます。
そのとき支えになってくれる、信頼できる婦人科を一つ持つだけで、安心感はまるで違います。
👁️ レーシック:人生から「コンタクト・メガネ」の時間を消す
次に私が「時間とストレスを消すために」行ったのが、レーシックです。
これは高額な手術ですが、コンタクトやメガネにかかる「日々の手間」と「長期的な費用」を計算した結果、行うべき合理的な投資だと確信しました。
🚨 子育て中のメガネ破損ストレスとコンタクトの限界
私がレーシックを受けようと決めた理由は、視力が良くなるというメリット以上に、日常生活の「細かいストレス」をなくしたかったからです。
特に子育て中は、メガネ・コンタクトに関するトラブルが日常茶飯事でした。
- メガネの破損問題
息子が生まれてからの4年間で、なんとメガネを5回以上買い替えました。
顔にダイブされたり、踏まれたり、急に引っ張られたり…。
そのたびに予期せぬ出費が発生して、心もお財布も削られていきました。 - コンタクトとの相性悪化
ある時期を境に、コンタクトが急に目に合わなくなり、装着が難しくなってしまいました。
メガネを常用すれば、頭痛・耳の後ろの痛み・重さなどの不調が出てしまう。
“メガネもダメ、コンタクトもダメ”という状態に。
レーシックを選んだのは、そんな日々のプチストレスを終わらせるためでした。
💰 コンタクト継続 VS レーシック:10年スパンの費用比較
レーシックは初期費用こそ高額ですが、生涯続くコンタクト代と比較すると、数年で元が取れる「未来への投資」であることがわかります。
前提条件
| 項目 | 費用目安 |
| コンタクト代(1day) | 1日あたり 約150~200円 |
| レーシック(両眼) | 1回あたり 約25万〜35万円(平均30万円) |
📊 10年間で比較した場合
| 項目 | 1年間 | 5年間 | 10年間 |
|---|---|---|---|
| コンタクト代(1day) | 約5〜7万円 | 約25〜35万円 | 約50〜70万円 |
| レーシック(1回) | 30万円 | 30万円 | 30万円 |
| 差額(コンタクト − レーシック) | −23〜−25万円(レーシックの方が高い) | −5〜+5万円(ほぼ同じ) | +20〜40万円(コンタクトの方が高い) |
結論: 5年以上コンタクトを使うなら費用はほぼ同じ。10年以上使い続けるなら、レーシックの方が20〜40万円お得になるという、非常に合理的な結果でした。
✨ 私のやった感想:「もっと早くやるべきだった」
レーシックをやって4ヶ月経ちますが、目が悪かったことをすっかり忘れるくらい快適に過ごせています。
お風呂で何も見えないということもなく、朝の準備でコンタクトをつける手間もなくなり、息子にメガネを壊される心配もなくなりました。
まさに「時間とストレス」を人生から消す、最高の自己投資でした。
🥗 メディカルダイエット:専門家と行う「確実な体質改善」
「自分の時間や効率」だけでなく、「自分の健康」に投資することが、将来的な出費(医療費)を防ぐ最も重要な貯金戦略です。私が3つ目に行った大きな投資が、メディカルダイエットでした。
🚨 BMI 26.91:「肥満」は健康被害への確実なリスク
私は妊娠・出産後から、何をしても痩せられなくなりました。
身長153cmに対し、体重は63kg。BMIは26.91と、完全に肥満(1度)の判定区分に入っていました。
| BMI値 | 判定区分 | 状態 |
|---|---|---|
| 18.5未満 | 低体重(痩せ) | 痩せすぎ・栄養不足のリスク |
| 18.5〜24.9 | 普通体重(標準) | 健康的とされる基準範囲 |
| 25.0〜29.9 | 肥満(1度) | 生活習慣病リスクがやや上昇 |
| 30.0〜34.9 | 肥満(2度) | 明らかな肥満、改善が必要 |
| 35.0〜39.9 | 肥満(3度) | 高リスク肥満 |
| 40.0以上 | 肥満(4度) | 重度肥満、医療的介入レベル |
出産前の体重は45kgでしたが、妊娠中に62kgまで増えてから全く落ちず、むしろ増えてしまいました。生理前の過食、元々食べるのが好きなことに加え、看護師の仕事でもデスクワークが増えたことが原因です。
💔 「食べない」が無理な私が選んだ合理的な道
「食べずに運動すればいい」という正論は分かっています。しかし、意思が弱々な私には「食べない」ことが本当に難しい。家族と食べるご飯は美味しいし、普通にお腹も空きます。太ると動く気力がなくなるという悪循環も生まれていました。
「食べて落ち込む」「身体を見て落ち込む」ということが続き、洋服や見た目にも興味がなくなり、自分がだらしなくどうしようもない人間だと感じてしまうようになりました。
自分の力ではこの悪循環を断ち切ることは難しいと悟ったため、内服によるGLP1ダイエットを選択しました。
🏥 看護師として強く言いたいこと
BMIが正常であれば、メディカルダイエットなんてやる必要は一切ありません。
私の場合、このままいけば健康被害が出るのは確実でした。
⚠️45kgだった時も私は自分は太っていると思っていたので、痩せているか太っているかは自分の主観ではなく、ぜひBMIを見て客観的に判断してほしいと思います。
- 投資目的: 健康的な体型を維持し、仕事のパフォーマンスを最大化する。
- 効果: 専門家の指導のもとで確実な減量・体質改善を行い、リバウンドのリスクを減らす。健康な体は仕事の活力となり、将来的な医療費の節約にも繋がる。
- 費用相場: 5万〜30万円(期間、方法、薬の種類による)
今始めて1ヶ月経ちますが、すでに3kg痩せました。また詳しくは別の記事で詳しく解説しようと思います。
おまけ:💄 ホクロ取り(自己肯定感を高める「小さな投資」)
私が「心のコスト削減」のために行った小さな投資があります。それが、ホクロ取りです。
🚨 鏡を見るたび蓄積する「小さなストレス」を消す
私の口元にはホクロがあり、それが少しずつ大きくなってきて、毎日気になっていました。
鏡を見るたびに目に入ってきて、そのたびに「毎日ちょっとずつストレス」が蓄積されるのです。
「気になるなら、もう取ってしまおう。」
そう思って、思い切って除去を決断しました。
✨ あっという間の施術と、長期的な心の効果
- 施術の体験: 施術は軽くチクっとする程度で、想像していたような強い痛みもなく、本当にあっという間に終わりました。
- 投資目的: 顔や身体の気になる部分を解消し、自己肯定感と心の安定を高める。
- 効果: 施術から半年経った今、まだ薄い跡は残っていますが、以前のように鏡を見るたびに気になるというストレスがなくなりました。自信を持って人と接することができ、心が穏やかに過ごせるようになりました。
まとめ:自己投資の効果
| 投資 | 効果・メリット |
|---|---|
| ミレーナ | 生理・PMSから解放、健康管理が自然にできる |
| レーシック | 日々のストレス・手間を削減、長期的に費用節約 |
| メディカルダイエット | 健康的な体型維持、仕事や生活の活力向上 |
ポイント
- 本当に価値のあるお金の使い方は 自分の体・心・時間をラクにすること
- 無理な我慢や後回しにせず、必要な自己投資は迷わず行う
- 長期的に見ると、費用・時間・心の負担の削減につながる




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