「離婚したいけど、お金がなくて不安…」
「子どもを連れて出て行きたいけど、生活できるの?」
そんな悩みを抱えるシングルマザーは、とても多いです。
私自身、看護師として働いていましたが、保育園に入れなかったためフルタイムで働けず、最初の頃は婚姻費や養育費ももらえず、弁護士費用でほとんど貯金はありませんでした。
それでも、児童扶養手当や児童手当、保育料の軽減、生活保護、養育費・婚姻費用といった支援制度を知ることで、「最悪どうにかなる」という安心感が生まれました。
この記事では、貯金ゼロでも離婚できる具体的な制度や支援策、子どもと安心して暮らす方法、そして心の不安を減らす考え方まで、私の実体験をもとにわかりやすくまとめています。
辛い時間に縛られず、賢く行動して、あなた自身も子どもも幸せになれる一歩を、今日から踏み出しましょう。
1. お金がなくても離婚はできる。支援制度を知ることが第一歩
結論:お金がなくても、子どもを連れて離婚することは可能です。
国や自治体には、ひとり親家庭を支える支援制度がたくさんあります。
さらに、元配偶者から養育費や婚姻費用を受け取れる場合もあります。これらを組み合わせれば、貯金ゼロでも生活の見通しを立てやすくなります。
2. 離婚後すぐ使える制度まとめ(シングルマザー向け)
| 制度名 | 内容 | もらえる金額(目安) |
|---|---|---|
| 児童扶養手当 | 18歳までの子がいると支給 | 子ども1人:約4万4,000円(満額) |
| 児童手当 | 0歳〜中学生まで支給 | 月1万〜1万5,000円 |
| ひとり親医療費助成 | 医療費の自己負担が軽減 | 医療費が無料or一部負担 |
| 住居確保給付金 | 家賃補助 | 月1〜2万円(自治体による) |
| 保育料の軽減 | 保育料が無料または大幅減額 | 市町村による |
たとえば「貯金ゼロ・子ども1人・年収100万円台」でも、月に6〜7万円程度の支援が受けられるケースもあります。
3. 生活保護は最後のセーフティネット
現実的な選択肢として生活保護があります。
貯金ゼロ・収入が少ない・実家に頼れない…そんな状況でも申請可能です。
| 家族構成 | 生活扶助 | 住宅扶助 | 合計(目安) |
|---|---|---|---|
| 母1人+子1人(未就学児) | 約12万円 | 約5万円 | 約17万円/月 |
| 母1人+子2人 | 約15万円 | 約6万円 | 約21万円/月 |
※地域や家族構成により変動あり
※児童手当・児童扶養手当も併用可能(収入扱いで減額される場合あり)
申請は以下の簡単3ステップ:
- 住んでいる地域の福祉事務所(生活保護担当)へ相談
- 面談・書類提出(収入・家計・資産)
- 審査後、支給開始(早ければ2〜3週間)
注意点:
- 車や持ち家は原則NG(通勤に必要な軽自動車などは例外)
- パート収入があっても足りない分が補われる
- 後ろめたさを感じる必要なし。自立したら終了すればOK
4. 実際の生活イメージ(月の収支例)
例:貯金ゼロ・子ども1人・パート収入あり+制度活用
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| パート収入 | 約10万円 |
| 児童扶養手当(満額) | 約4.4万円 |
| 児童手当 | 約1万円 |
| 住居補助など | 約1万円 |
| 合計 | 約16.4万円/月 |
生活保護を使う場合は、住宅費・生活費込みで17万円前後が目安です。
これだけあれば、最低限の生活は可能です。
5. 心に留めてほしいこと:幸せを最優先に
制度やお金の話だけでなく、人生や心の話も大切です。
モラハラやDV夫とは、我慢せずなるべく早く離れることをおすすめします。一緒に過ごした時間は戻らないので、「あの時間を取り戻したい」と後悔してほしくありません。
親の幸せは、子どもにとっても大きな安心材料になります。逆に「子どものため」と自分を犠牲にし続けることは、いつか「子どものせいで」と感じてしまう危険性があります。過去は変えられませんが、今、あなたが幸せになることで、子どもも「しょうがなかったのかな」と理解できる日がきます。
私自身、働き先に困ることはありませんでしたが、保育園に入れなかったり、親も働いていたりで、フルタイムでは働けませんでした。最初の頃は婚姻費や養育費ももらえず、弁護士費用はかかり、ほとんど貯金はありませんでした。それでも、制度や生活保護、養育費・婚姻費用の仕組みを知ることで、「最悪どうにかなる」という安心感が生まれました。
私は、彼と別れたことに後悔はありません。時間は人生そのものです。過ぎた時間は取り戻せません。彼と多くの時間を共有しなかったことは、私にとって喜ばしいことです。
正直に言うと、当時の私は何も考えずに別居してしまったり、制度のことを全く知らずにいたために損をしたり、困ったこともたくさんありました。だからこそ、このブログを読んで知識をつけ、どうにかなると信じて賢く行動してみてほしいと思います。
辛い時間は戻せません。でも、幸せになる選択は今日からできる。あなたの幸せを心から願っています。
6. まとめ
- お金がなくても離婚はできる
- 児童扶養手当・児童手当・保育料の軽減・生活保護に加えて、養育費・婚姻費用などを組み合わせれば、貯金ゼロでも最低限の生活は可能
- 心の不安や後悔を減らすために、自分の幸せを最優先に
- まずは役所・福祉事務所・ひとり親相談窓口で相談してみる


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