「離婚調停や離婚裁判で弁護士に頼むと、費用はいくらかかるの?」
そんな悩みを抱えているシングルマザーは多いと思います。私も0歳の息子を育てながら、調停と離婚裁判を進める中で、弁護士費用は合わせて約268万円かかりました。生活や子育ての負担と合わせると、正直かなり大きな出費です。
でも、ちょっとした工夫で10〜20万円の節約は可能です。
この記事では、私の実体験に基づく離婚裁判・調停の費用を抑えるための具体的な方法をまとめました。
「離婚裁判 弁護士費用」「離婚調停 費用」「シングルマザー 弁護士費用」といったキーワードで検索する方にも、費用面でも精神面でも安心して準備できる内容になっています。
💰私のようなケースで弁護士費用を安くするには
私の場合、調停と離婚裁判を合わせて約268万円の弁護士費用がかかりました。
それだけの金額になると、正直かなり大きな負担です。
もしこれから同じように裁判まで進む可能性がある人は、次のような工夫をすれば費用を抑えられる可能性があります。
① 無料相談を活用して、複数の事務所を比較する
最初から1つの弁護士に決めず、2〜3か所で無料相談を受けてみるのがおすすめです。
事務所によって「着手金」や「報酬金」に大きな差があり、数十万円の違いが出ることもあります。
💡例:「着手金15万円」「報酬金20万円」の事務所もあれば、「着手金30万円」「報酬金30万円」という事務所もあります。
まずは、弁護士ドットコムやココナラ法律相談などのサイトで検索してみましょう。
② 法テラス(日本司法支援センター)を利用する
収入や貯金が一定以下の人は、法テラスを利用できます。
費用を**立て替えてもらい、分割で返済(月5,000円〜)**できる制度です。
特に、シングルマザーや扶養する子どもがいる場合は、対象になることが多いです。
💡法テラスを使えば、最初にまとまったお金を用意しなくてもOK。
「お金がないから弁護士に頼めない…」という状況を避けられます。
④ 出廷回数を減らす・オンライン対応を活用する
裁判の出廷には日当(1回2〜3万円)が発生します。
もし裁判所が電話会議やオンライン出廷を認めている場合、
「できるだけオンライン対応でお願いしたい」と伝えると、
交通費や日当を節約できます。
⑤ 財産給付報酬の割合を確認する
養育費や解決金など「得られたお金の〇%」として支払う報酬(成功報酬)は、
10〜20%が相場ですが、交渉で少し下げてもらえることもあります。
💬 相談時に「報酬の割合は固定ですか?」と聞くだけでもOKです。
⑥ 調停で合意できる部分を増やす
裁判に進むと、調停より費用が高くなります。
そのため、**争点を減らす(できるだけ調停で合意する)**ことが、
結果的に費用を抑える一番の近道です。
💡たとえば「養育費だけは合意して、離婚条件だけ裁判で決める」など、
部分的に調停でまとめるのもおすすめです。
⑦ 地元の弁護士会・自治体の無料相談を活用
自治体や弁護士会が開催している**無料法律相談(30分)**を利用すると、
費用の相場や依頼時の注意点を無料で聞けます。
「弁護士費用の見積もりが妥当か」を第三者に確認できるのもメリットです。
| 方法 | 効果 | 難易度 |
|---|---|---|
| 無料相談で比較 | ◎ | かんたん |
| 法テラス利用 | ◎ | 条件あり |
| 依頼範囲を絞る | ○ | 要準備 |
| 日当削減 | ○ | 要交渉 |
| 成功報酬の調整 | △ | 要相談 |
| 調停で合意を増やす | ◎ | 要柔軟性 |
🧭 まとめ
私の場合、0歳の息子の子育てをしながら、調停が始まる頃には看護師として職場に復帰していたため、調停や裁判のことをじっくり考える余裕はほとんどありませんでした。そのため、弁護士に依頼して本当に良かったと感じています。
ただ、シングルマザーとして生活していく上で、お金はとても大切です。だからこそ、弁護士費用の比較や相場についての知識は、事前に知っておいた方が安心です。少しでも情報を持っていれば、大切なお金を守りながら、必要なサポートを受ける判断ができます。
裁判や調停は大変ですが、知識をつけて準備しておくことで、費用面でも精神面でも、より安心して進められると思います。
もし当時に戻れるなら、私は複数の弁護士に無料相談して比較し、相場の感覚を確認したと思います。それだけで、10〜20万円は節約できた可能性があります。


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