離婚調停や裁判の初回相談では、「何を聞けばいいのか分からない…」と悩む人が多いです。
私自身、知識がないまま相談に臨んでしまい、調べればわかるような質問ばかりして後悔した経験があります。
この記事では、初回相談で失敗しないための5つのポイントと、相談前に準備しておくと安心なことを具体例付きで解説します。
これを読めば、限られた時間で効率よく質問でき、弁護士から最適なアドバイスを引き出せるようになります。
① 手続きの流れと見通しを確認する
調停や裁判で自分のケースがどのように進むのか、日程や期間、手続きのステップを確認しましょう。 具体的な流れや注意点を聞くことで、精神的な負担を減らすことができます。
② 自分の希望や優先順位を伝えて相談する
離婚で重視したいポイント(子ども・財産・慰謝料など)を整理して伝えましょう。 希望の優先順位を伝えることで、弁護士が具体的な解決策を提案しやすくなります。
③ 弁護士の提案・解決方針を確認する
自分のケースに対して、どのような方針や手続きを想定しているかを確認しましょう。 複数の解決策がある場合は、メリット・デメリットも聞いておくと判断がしやすくなります。
④ 費用の総額や支払い方法を確認する
着手金・報酬金・成功報酬・追加費用など、総額や支払いタイミングを必ず確認しましょう。  
費用が曖昧な場合はトラブルの元になるため、事前に明確にしておくことが大切です。
⑤ コミュニケーション方法・対応スピードを確認する
相談後のやり取りがスムーズかどうかも重要です。 メールや電話での対応が可能か、返事のスピードはどの程度かなど、自分がストレスなく相談できる環境か確認しましょう。
📝 相談前に用意しておくと安心なこと
聞きたいことを箇条書きにする
- 例:子どもの親権はどうなる?
- 例:財産分与はどのくらいもらえる?
- 例:慰謝料の金額はどうなる?
今までの経緯を時系列で整理する
- 例:結婚時 → 別居 → 離婚を考え始めた理由 → 調停に至るまで
- 例:トラブルや問題が起きた日付や内容を簡単に書く
事実と感情を分けて書く
- 事実:相手が〇月〇日に〇〇をした
- 感情:その時私はとても不安だった/悲しかった
関連書類をまとめておく
- 婚姻関係の証明書(戸籍謄本など)
- 財産資料(預金通帳、保険証券、不動産書類など)
- メールやLINEのやり取り、写真など証拠になりそうなもの
📌 まとめ
- 手続きの流れと見通しを確認する
- 自分の希望や優先順位を伝える
- 弁護士の提案・解決方針を確認する
- 費用の総額や支払い方法を確認する
- コミュニケーション方法・対応スピードを確認する
- 📝 事前に質問や資料を整理しておくとスムーズ
💡 初回相談は離婚調停・裁判を安心して進めるための重要なステップです。  
この5つのポイントを押さえて、スムーズに話を進めましょう。
初回相談で失敗しないためのアドバイス
私は離婚調停や裁判について、何の知識もないまま初回相談に臨んだため、調べればわかるような質問ばかりしてしまいました。
その経験から、どのように調停や裁判が進んでいくのかを事前に確認しておくことがとても大切だと感じます。
また、相談の時間は限られているため、あらかじめ調べておくことで、弁護士に無駄な質問をする必要がなくなり、本当に聞きたいことをスムーズに相談できます。
弁護士との相談では、質問力も大切です。
事前にある程度の知識を身につけておくことで、「自分が聞きたいこと」「確認したいこと」を整理して伝えやすくなります。
質問が多いと迷惑かな、悪いかなと遠慮する必要はありません。後悔しないように、納得できるまで積極的に質問しましょう。
 
  
  
  
  

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