「シングルマザーになってから、生活費や教育費で精一杯。貯金なんて無理…」
そんなふうに思っていませんか?
私も最初は、毎月のやりくりに追われ、通帳の残高を見るのが怖い時期がありました。
でも、“お金を増やす”前に“ムダをやめる”ことから見直した結果、3年間で資産1000万円を達成。
今回は、シングルマザー看護師の私が「お金を貯めるためにやめた7つのこと」を具体的に紹介します。
どれも、今日からすぐに見直せることばかりです。ぜひ参考にしてみてください。
1. 大手キャリアをやめてスマホ代を月1万円→3,000円に
以前は大手キャリアで月1万円以上支払っていましたが、LINEMOに変えたことで月3,000円弱に削減できました。
最初は窓口がないことに不安もありましたが、4年間使ってみて特に困ったことはありません。
LINEMOが必ずしも最適かはわかりませんが、私はスマホプランでLINEスタンプ プレミアム(ベーシックコース)が使える点が気に入っています。
※なお、現在スマホプランは新規受付を終了しているそうです。
2. 不要な保険を解約して月4万円節約
結婚後、ソニー生命の保険に月4万円以上加入していました。
営業の方に言われるがまま4つ以上の保険に入っていたため、どれが何の保険かも正直わからない状態でした。
まず、変額個人年金以外の保険を解約し、手数料の安いネット保険に変更。
そして今年、元本割れしていた変額個人年金も解約しました。
元本割れしていたため解約にはかなり勇気が必要で、解約するかどうか2年以上悩みました。
その結果、毎月4万円以上の固定費を削減。
貯金を大きく前進させることができました。
3. 車を持たずに維持費ゼロ
以前は元夫と1人1台ずつ車を持っていました。
でも、車は購入費・保険・ガソリン・メンテナンスなど、思った以上にお金がかかることに気づきました。
そこで、実家暮らしに戻るタイミングで車を持たない生活に切り替えました。
必要なときは親から車を借りることで対応しています。
もちろん、実家はかなり田舎なので不便さはあります。
でも、毎月かかっていた維持費を削減できたことで、貯金を大きく増やすことができました。
この経験から学んだのは、生活の不便さよりも固定費の削減を優先する選択もありということ。
特に貯金を増やしたいときは、思い切って持ち物を見直すことが大切です。
4. 衝動買いをやめて本当に必要なものだけ購入
私はもともとストック癖があり、楽天セールでつい大量に買ってしまうことが多かったです。
一人暮らしのときは、冷凍牛丼を大量に買いすぎて、最終的には牛丼を見るのも嫌になり、結局食べずに終わったこともありました。
そこで今は、「欲しいものはお気に入りに入れて1週間考える」ルールを実践。
後で見返すと、「そんなに欲しくなかったな」「必要じゃなかったな」と思うことも多く、ほとんどのものはお気に入りから消えています。
このルールのおかげで、本当に必要なものだけを購入する習慣がつき、無駄遣いを大幅に減らせました。
ただ、ストックするのは変わらず大好きなので、ストックしても困らないものだけをストックしています。
たとえば、コストコで買った大量のキッチンペーパーやトイレットペーパーは、見ているだけでちょっと幸せを感じます。
生活に困らず安心感も得られるので、今でも私の楽しみのひとつです。
5. 使わないサブスクを解約して月8,000円節約
働き始めてすぐの頃、美容系のサブスクBOXを毎月2つ(約8,000円)契約していました。
毎月届くのが楽しみで、気づけば3年以上続けていたんです。
でもズボラな私は、届いたコスメをほとんど使わずにどこかへ置きっぱなし…。
今思うと、本当にもったいなかったです。
「毎月届くワクワク感」はありましたが、私の性格には合わないと判断し、思い切って解約しました。
その結果、無駄な固定費を減らし、浮いたお金を貯金に回すことができました。
6. お金のことを親に聞くことをやめた
これまで私は、お金のことを親に相談してから決めることが多くありました。
「結婚したら保険に入った方がいい?」「子どもが生まれたら学資保険は必要?」など、重要な判断も親の意見に従うのが当たり前だと思っていました。
私がNISAを始めたときも、親からは
- 「株なんてやめて貯金しなさい」
- 「株を始めるとチャートを見続けないといけない」
- 「株はギャンブルだ」
と言われました。
でも、よく考えると親世代では正しかったことが、私たち世代には必ずしも当てはまらないことが多いと気づきました。
また、世の中のサービスやお金の仕組みも大きく変わってきています。
そこで私は、親の意見をすべて鵜呑みにせず、自分で調べて、自分で判断することにしました。
その結果、無駄な固定費を減らしたり、自分に合った投資や保険を選べるようになり、貯金や資産形成がスムーズに進むようになりました。
7. 子どもと二人暮らしをやめて実家で生活費を節約
実家で暮らしていることは、資産1,000万円到達した一番大きな要因でもあります。
ただ正直に言うと、これは良いか悪いかは人それぞれです。
また、実家が受け入れてくれるかどうかにも大きく左右されます。
私の場合は運よく、一緒に暮らしてもいいと言ってもらえたので、支出を抑えるために実家にお世話になることを選びました。
そのおかげで、かなり貯金ができたのは事実です。
ただし、お互いに、考え方の違いや子育ての方法などでストレスもかかっています。
人によっては、無理に実家暮らしを続けるとストレスになる可能性があります。
お互いに負担や不満を感じる場合は、別の方法で固定費を減らすことを検討する方が安全です。
資産1,000万円を貯める過程で身についた3つの力
① 自分で調べて決める力
他人の意見に流されず、自分で情報を集め、比較・検討して判断する力が身につきます。
保険や投資など、お金に関する選択を「なんとなく」ではなく、「根拠を持って」できるようになります。
② お金を守る力(リスク管理力)
収入と支出のバランスを把握し、無理なく貯金できる力がつきます。
また、保険・スマホ代・サブスクなどの固定費を見直すだけでも、確実に貯金が増えていくことを実感できます。
③ お金を増やす力(資産運用力)
株式投資やNISAなどを通じて、資産を育てる感覚が身につきます。
運用のメリット・リスクを理解し、長期的な視点でお金を増やせるようになります。
今日から始める!お金を貯める3つのステップ
- スマホ代・保険など「固定費」を見直す
- 衝動買いやサブスクを整理して「無駄」を減らす
- まずは一歩ずつ、お金の知識を学びながら自分で判断して行動する習慣をつける
これを続けるだけで、シングルマザーでも「資産1,000万円」は決して遠い夢ではなく、手の届く現実になります。


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